オーベルジュ・マーメイド(河口湖)に泊まったの巻

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このたび、十月五日から六日にかけて、河口湖方面に旅行した。

去年の秋には石和温泉に泊まったので、一年ぶりの旅である。

今回は、宿泊した宿、「オーベルジュ・マーメイド」についてまずは

書こうと思う。

旅程としては、中央線で大月まで出て、車で河口湖まで、というものだった。

河口湖の北側の湖畔、まさに、富士山を一望できる宿、それが「オーベルジュ・マーメイド」

である。

こちらが、外観だ。

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レストランとしても営業していて、そちらの方もなかなか好評な様子。

オーナーシェフの、イタリア料理とフランス料理を融合させた料理が大評判との口コミで、

普段、ゆっくりフルコースを食べる機会がないので、旅とともに食事も楽しもうという

趣向だ。

さて、先ずはチェックインを済ませて、こちらへ、と誘われた、レストラン。

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明るいし、ちょうどいい感じの大きさだ。晴天なら富士山が一望できる、贅沢さ。

そしてウェルカムドリンクとして提供されたのは…

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コーヒーのロールケーキとアールグレイ。この紅茶は苦みが全くなくて、本当に美味だった。

ケーキはもう少し欲しいなあという分量だけれど、食事が楽しみだから我慢我慢。

さて、今回は個室にこれまた富士山が見える広い窓の眺望風呂があるのが楽しみだった。

あいにくの曇りだったのが残念だが…

その風呂場。

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そして、部屋。かなりの広さである。

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この窓からも富士山が一望できた、はず。奥行きはこんな感じ。

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壁にはめ込み型のかなりのインチ数のテレビあり。

暖房を入れるほどの肌寒さだったこの日、とにかく温まりたくて、風呂に浸かった。

食事の用意が出来た旨の電話があり、いざ、レストランへ!午後六時からが食事である。

おしながき。

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富士山サーモン、ホタテ、北海道産ズワイ蟹のテリーヌと、大根のヴィネグレット、サラダ仕立て

ドレッシングが絶妙で、テリーヌにも大根のヴィネグレットにも非常に良く合った。

魚介類と野菜のハーモニー。

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ヴィシソワーズ、カプチーノ仕立て

カプチーノの泡になぞらえた、白い部分もじゃがいもの味が。卵白と混ぜたもの?

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出ました!レッドロブスターのボッシェ ソース ベルモット

このソースが濃厚で、チーズの香りもした。そこに香草と、トマトなどの小さなサイコロ状の

野菜がちりばめられていて、それがまた美味さをひきたてる感じ

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お口直しのソルベ

レモン味で、ベリー系の果物との相性がたまらない。酸味と甘みが程良くてイイ

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富士桜ポークの香草ロティ ソースヴァンルージュ

脂の乗ったボークを、やや甘めの赤ワインのソースと香草で、豊かな味わいに

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フロマージュブラン 季節の果実添え

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紅茶またはコーヒー

以上のフルコースだ。パンも焼き立てで美味しかったし、食前酒の甘めの白ワインも、重くなく

軽くなく、飲みやすかった。

充分に食事を堪能した後は、お楽しみ、露天風呂である。

暫く腹ごなしがてら部屋でのんびり過ごして、イザ、露天風呂へ。

予約していたのは、和露天の方。もう一つは洋露天になるが、檜の香り、という謳い文句が

魅力で、和露天を選んだ。

温泉といっても天然とは違うらしく、ヘルストン活性石温泉というそうだ。

効能も、疲労回復、肩こり、腰痛、あせも、神経痛、リウマチなどに効果あり。

15度以下の外気温のなか熱い湯が湧きあがる湯船にゆったり浸かる。

普段はカラスの行水の自分だが、心地よさに、十数分、熱めの風呂に入っていた。

ぽかぽかになって、部屋に戻る。因みに露天風呂は予約制で、時間も決まっている。

チェックインの時にどちらの露天風呂にしたいか、決める。一回しか

入れないのがちょっと残念ではある。

露天風呂に行く時カメラを忘れてしまい、写真が無い。

部屋の入り口。富士山が見えるのは、天 山 海の三部屋。

向かいに、月と星の部屋がある。

天の部屋は、露天風呂付きの洋室で、山と海は展望風呂付きだ。やはり、天の部屋は

人気のようである。泊まったのは山。

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全八部屋の、程良い広さのオーベルジュ。おもてなしの宿という言葉とおり、付かず離れずの

スタッフの方たちであった。なかなか心地よい距離感である。

これが初日、五日の模様である。

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