半七捕物帳より~「猫騒動」 roman 2016年3月8日 2016年4月6日時代小説・捕物帳 0 なんとも不可思議な話があったものである。 猫も年を経て化ける、などと言われるようになると可愛いではすまなくなってくる、 そんな語り口から始まるこの半七捕物帳から取り上げたい「猫騒動」。 なにしろ、この猫騒動のために人が二 … Continue reading
「幻の百万石」~謎解きをしてみたい roman 2015年12月25日 2016年6月25日時代小説・捕物帳 0 「幻の百万石」というこの本は、南條範夫の短編集を集めたものだ。 表題にもなっている「幻の百万石」は、 そのあとに配された「太閤の養子」と登場人物はほとんど変わらず、取り上げているテーマも 変わらず、しかもまったく違う印象 … Continue reading
広重と川獺 半七捕物帳より roman 2015年9月8日 2016年3月17日時代小説・捕物帳 0 読書の秋、と良く言う。 秋の夜長は読書でもするか、という感覚なのだろう。 別に秋に限らず、本は読む。 夏の暑さが徐々に和らぎ、蝉の声が静かになり始める夕方、澄んだ音色の 虫の声が聞こえ始め、もう秋なのだなと思う、そんな陽 … Continue reading
日本のホームズを描きたかった綺堂/半七捕物帳 roman 2015年3月1日 2016年4月20日時代小説・捕物帳 0 最近、読書というと、エッセイや漫画などを読むことの方が 増えたように思う。合間にぽつぽつと小説を読まないでも ないが、以前よりは読むことが明らかに減ったように思う。 折しもたまさか、都筑道夫の「退職刑事」という推理小説を … Continue reading