観ていたドラマの中で、ホレシショという主人公が出てくるものがある。
このホレシショという名前を聞いてすぐピンと来た人は読んでいる本があって、
それは、英国のうんだ天才のひとり、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲、
「ハムレット」だ。
シェイクスピアを読んでいないと通じない会話が、映画やドラマや小説に
沢山出てくるのである。読んでいなければいけないという道理はない。
けれども、西洋の書物の中で、彼の影響を受けたものは数知れない。
「弱きもの、なんじの名は女なり」
この有名なセリフは、ハムレットが実の母のことを指していうものだ。
また、ハムレットを憂鬱型の主人公と称するのは有名であるが、これは
当時「憂鬱症患者」が大勢いたことに起因しているのである。
私のはなはだ散文的でとりとめのない説明を読んで「ハムレット」を
つまらないものと思うような誤解のなきように願うばかりである。
シェイクスピアの悲劇の中でもとりわけ人気の高いこの「ハムレット」は
書物の世界に留まらず絵画や音楽にも大きな影響を与えた。
関連するものではないが、やなぎという絵画をアップロードしておいた。
これは、「ハムレット」のなかの、やなぎがある場面において
重要な役割を果たすので使ってみた。有名なオフィーリアの
川で溺れてあえなくなる、哀しくも美しい場面である。
そしてこれは復讐の劇でもある。
ハムレットが担った「復讐」、それが為、オフィーリアの父、
ポローニアスを余儀なく殺害するに至って、そこから
オフィーリアの気がふれてしまう…その兄で、ハムレットの
友でもあるレアティーズは父と妹の敵を取ると復讐を誓う…
ハムレットの敵である叔父とその叔父と再婚した実母、
彼らの運命は果たしてどうなるのか?
そして最後にその全容を伝える役目を背負って、劇の幕を閉じるのが、
ハムレットの無二の親友であるホレイショーなのだ。
こんばんあ、某所ではお世話になっております、ノエルです♪
私も一昔前ではありますが、文庫にハマっていた時期がありまして、
定番?とも言える、文豪・太宰治から始まり、その中にこの『ハムレット』を書き綴った
ウィリアム・シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』がありました。
最初、彼の仰々しい文の表現についていけなかったのですが、
しかし、その表現が彼の作品の最たる「旨み」であることに、恥ずかしながら後に気づきました(//∇//)
話は戻りますが、このシェイクスピアの最高傑作とも言われる『ハムレット』、実は私は未読でありますので
機会があれば、いや、機会を作って読んでみようかと思いました。
なにぶん、リアルが忙しいものでありますので、今になってようやくコメント出来た事をお詫び致します。
今度、時間を作って他の記事も読まさせていただきます☆
ではではー
ノエルさん、いつも某所でお世話になっておりますw私がウィリアム・シィエクスピアに浸かるきっかけになったのは、実は「リア王」です。
御多忙の中、時間を作って読んで頂けるのでしたら、拙い文を綴った甲斐もあろうというもの、本当に有難うございます。
ハムレットは、記事にあるように、観ていたドラマのホレイショから発想して書きました。
多分、どのような名訳でも、言葉の壁がこの当時の英語の場合には災いしてしまうようです…中学生の頃、シェイクスピアが好きと、面白い国語教師に打ち明けたところ
うーん、難しいけど、いずれ原文で読まないとね、と言われたのを思い出します。でも言葉の壁を見事に突き破り、なにかしらのエネルギーを与えられる、やはり偉大な
ひとであったと、あれから何十年もたち、英語の上達を見ずに日本語で読んでも、思うのであります。また他のブログも読んで頂ければ嬉しいです。